東大は前年から7名増の11名合格と、過去10年の平均的水準でした。京大は前年と同じ46人合格であり、今年も50人台には届きませんでした。国公医合格数は前年より15人増と大幅に増え、一昨年の水準に戻りました。
全体として今年の実績は、低調だった前年からV字回復を果たした2019年とよく似ています。翌2020年は再び大きく落ち込みましたが来年はどうなるでしょうか。
注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大
注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。
注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合
注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合