京都 進路資料室

-京都の高校 大学合格実績-

京都の公立上位4校の専門学科の大学合格実績を比較する(2020年版)

年前に京都の公立上位4校(堀川、西京、嵯峨野、洛北)の専門学科の大学合格実績を比較する記事を書きました。

https://mid77.hateblo.jp/entry/2017/08/13/165600

当ブログのアクセス解析では、この記事が閲覧数で常に上位となっています。それだけ、いわゆる”御三家”の専門学科の進学実績に対する関心が高いのだと思います。そこで、今回は2018年から2020年までの3年間のデータを使った最新版をお届けします。

なお、前回と同じく既卒生(浪人生)については専門学科のみの合格実績は公表していない学校が大半なので(洛北のみ公表)、現役生のみのデータであることをお断りしておきます。また、洛北高校については今春の卒業生までは厳密な意味では専門学科ではありません(普通科中高一貫コース)。現3年生からは専門学科(サイエンス科)です。

f:id:mid7739:20200823135102p:plain

上のグラフは2020年春の単年での合格実績です。卒業生数は各校によって差があるので、比較しやすいように各大学群の合格数を卒業生数で除したものを”合格率”としています。

最難関大(東大・京大・国公立医学科)の合格率では洛北一貫が30%に迫る実績を上げ、4校の中で最上位でした。ちなみに洛北一貫と同じ中高一貫校である洛星の2020年春の最難関率(現役)は20.2%です。

最難関大と難関大(東大京大以外の旧帝大と一橋、東工大、神戸)をあわせた合格率では、洛北と堀川探究が40%を超えています。洛北、堀川の専門学科では4割以上の生徒がそれらの難関国立大に現役進学したということになります。

f:id:mid7739:20200823142212p:plain

続いて2018年から2020年までの3年間の平均値です。堀川と洛北がほぼ同等の実績となっています。前回(2015~2017年の3年平均)との比較では、堀川の最難関率が25.9%から22.5%にやや下がっています。難関率には変化ありません。洛北は最難関率、難関率とも微増です。

西京と嵯峨野も、この3年平均ではほぼ同水準の実績です。前回から比べると嵯峨野の最難関率が4.4%から8.5%へと2倍近く増加して西京に迫ったためです。西京の最難関率も8.2%から9.2%と増えています。一方で難関率では西京・嵯峨野ともにやや減らしています。

 

洛北高校 ー難関大合格数の推移ー 2020年版

洛北高校の2006年から今年までの15年間の難関大学合格数の推移です。

今年は京大が昨年から倍増の22人が合格、東大も2人増でした。国公医は3人減だったものの8人合格と洛北にとっては高い水準を維持した結果、最難関群(東大・京大・国公医)の合格数は33人と、中高一貫1期生の卒業から11年目にして最多の合格実績となりました。

地帝一工神の合格数と合わせた難関国立大の合格総数も56人となり、卒業生に占める難関大学合格者の割合が初めて20%を超えています。

f:id:mid7739:20200618183008p:plain

注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

嵯峨野高校 ー難関大合格数の推移ー 2020年版

嵯峨野高校の15年間の難関大合格数の推移です。

今年は東大合格がゼロでしたが、京大は過去最高に並ぶ25人でした。国公医も前年から4人増だったため、最難関群(東大・京大・国公医)の合計は過去最多の31人となりました。

地帝一工神の合計では前年より9人減であり、難関大合計では前年からやや減少して74人という結果でした。

f:id:mid7739:20200607125942p:plain

注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

西京高校 ー難関大合格数の推移ー 2020年版

西京高校の過去15年分の難関大合格数の推移です。

前年との比較では東大4人増、京大3人増、国公医1人増といずれも増加しており、最難関群の合計は41人と西京にとって過去2番目の実績になりました。また、東大合格5人は同校史上最多でもあります。

その一方で阪大9人減、神戸大10人減、北大8人減など地帝一工神の合計は47人にとどまり、9年ぶりに50人を下回りました。それだけ、最難関群にチャレンジした生徒が増えたということなのかもしれません。

f:id:mid7739:20200531054206p:plain

注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

 

 

堀川高校 ー難関大合格数の推移ー 2020年版

堀川高校の2006年から今年まで15年分の難関大学合格数の推移です。

東大が2人減、京大が3人減でしたが国公医が6人増でしたので最難関群の合格数としては横ばいでした。堀川は2004年以来、京都府内の公立高校の中で単年度の東大合格数が最多でしたが(2012年は西京と1位タイ)、今年は西京にその座を明け渡しました。

一方で阪大は24人合格で探究科設置以降では最多の合格数です。神戸大も昨年に続いて20人を超えるなど「地帝一工神」の合計は55人となり、こちらも探究科設置以降では過去2番目の合格数でした。この結果、難関大率では4年ぶりに50%台を回復しています。

f:id:mid7739:20200529061405p:plain

注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

 

 

洛星高校 ー難関大合格数の推移ー 2020年版

洛星高校の2006年以降15年分の難関大学合格数の推移です。

今年は、東大合格数が昨年の4分の1である4名に減少しました。過去50年でみても2003年の3名に次ぐ歴史的低水準です。京大は46人合格と、今年も50人台を回復出来ず、結果として59年間維持してきた京大合格校ランキング10位以内から陥落しました。昨年は大きく伸びた国公医合格数も今年は27人と、10年ぶりに30人を下回りました。

東大、京大、国公医のいずれもが昨年を下回ったため最難関群の合格数は過去35年間で最少の77名にとどまりました。

f:id:mid7739:20200516162412p:plain

注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

洛南高校 ー難関大合格数の推移ー 2020年版

洛南高校の過去15年分の難関国立大の合格数推移です。

東大が前年から3人増ですが、京大12人減、国公医4人減であり、最難関群(東大・京大・国公医)の合格総数は13人減って126人でした。1990年以降では最少の合格数です。京大合格数が52人でしたが、これも洛南にとっては1985年の50人以来の低い水準です。

地方旧帝大など難関大学群の合格数も49人であり、こちらも1990年以降で最も少なくなりました。少し前までなら阪大、神戸大の2大学だけでも70名程度の合格者がいるのが当たり前でしたが、この数年で急激に減少しています。

f:id:mid7739:20200508052040p:plain

注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合