京都 進路資料室

-京都の高校 大学合格実績-

洛星高校 ー難関大合格数の推移ー 2022年版

洛星高校の過去15年の難関大学合格数の推移のグラフです。

今年は東大、京大、国公医のいずれも前年合格数を下回り、最難関群の合計は81人でした。これは過去30年間で比較しても一昨年の77人に次いでワースト2の低い実績です。

京都大学の合格数は39人でした。洛星では4期生が卒業した1961年に京大に39人が合格しています。この時は前年の13人から大きく飛躍したのですが、洛星の京大合格数が40人を割り込んだのは、この1961年以来、実に61年ぶりのことです。

京大合格数は、60人台が2014年(63人)、50人台は2016年(59人)が最後で、最近5年間は40人台が続いていました。その間、東大や国公医の合格者数が増えているわけではありませんので、単純に最難関群に合格できる力を持った生徒が減っているということだと思われます。

また、今年は京大医学部医学科の合格者もいなかった模様です。洛星といえば長年、医学部進学者が多い高校として京都市民に認知されていますが、その象徴ともいえる京大医学部の合格者がゼロなのは手元に資料がある1975年以降では初めてのことです。