ホームページや学校案内パンフレットで各高校が公表している大学進学実績は、基本的に延べ合格者数となっています。1人の生徒が国立大学に加えて、複数の私立大学に合格した場合は、それぞれに合格者数がカウントされます。
実際に、その高校の生徒が卒業後にどのような進路を選んでいるかは、延べ合格者数の資料からだけではよくわかりません。
今回、ご紹介するのは各高校の現役生が卒業後にどのような大学に進学したのかを、大学群ごとに卒業生に対する割合で示したものです。これを見れば、それぞれの高校の大まかな特徴がわかると思います。
以前に2016年~2018年の3年平均の同様の資料をご紹介したことがありますが、今回は2020年の実績に基づくものとなります。
なお、この資料は現役生の進路状況ですので、浪人した後に国公立大や関関同立、産近甲龍の各大学に合格する場合は「⑥その他の進路」に含まれます。
※最難関国公立:東大、京大、国公立大医学科を指します。