京都 進路資料室

-京都の高校 大学合格実績-

嵯峨野高校 ー難関大合格数の推移ー 2018年版

嵯峨野高校の今年の京大合格数は25人となり学校史上最高となりました。これまでの最高は1966年の22人。京都こすもす科が設置されてからは過去3回、20人以上の年がありましたが、今年ついに記録更新となりました。

東大は前年の3からゼロへと減らしたものの国公医は2増、阪大と神戸大も前年並みの合格者を出しています。難関大の合格数合計は84人となり、こちらも過去最高の実績となりました。進学実績が低下した堀川、西京とは対象的に難関大合格数・率ともに3年連続で上昇しています。

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注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

 

 

西京高校 ー難関大合格数の推移ー 2018年版

西京高校の2006年以降の難関大合格者数推移です。

昨年、西京として初めて京大合格数が30人を超えましたが、今年も前年から4減であるものの30人台を維持しました。ただし、東大と医学部も減ったために最難関率は減少しました。

阪大、神戸大などを含めた難関大全体の合格数および率については同校史上最高だった2015年から3年連続で減少しており、2015年を100とすると今年は79.6%です。2015年の高い合格実績は、その前年の落ち込みからの急反発(※)という面があるので、それとの比較自体にはあまり意味はないかもしれませんが、連続して減少している点については何らかの理由があるのかもしれません。

※大学合格実績が大幅に減った年には浪人を選択する生徒も多くなり、翌年の合格実績が増えることが多くの学校で見られます。

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注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

堀川高校 ー難関大合格数の推移ー 2018年版

堀川高校の難関大合格者数の推移です。

昨年、いずれも過去最多であった東大と国公医合格数が今年は大幅に減りました。このため最難関率は30%を大きく割り込み、2011年の24.2%以来の低水準でした。

堀川の奇跡」以来、順調に進学実績を伸ばしてきた同校ですが、当然年によって増減はあります。難関大合格数合計が5年ぶりに100人を下回ったことと合わせて今年は進学面では低調な年であったようです。

この結果から想像すると、おそらく第1志望校に受からずに浪人を選択した生徒が例年よりも多そうですので、来年は合格数が増えると思われますが、果たしてどうなるでしょうか。

2014年の公立高校入試改革によって、学力面での高校序列化に拍車がかかり、堀川などトップ校の進学実績がさらに伸びるのではないかとの予測がされていましたが、改革2期生までが卒業した昨年と今年の結果を見る限り、そんなに単純な話ではなかったようです。

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注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)と一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

洛星高校 ー難関大合格数の推移ー 2018年版

洛星高校の最近15年間の難関大合格者数の推移です。

難関大学群である東大・京大・国公医の合格数が今年は82人にとどまりました。合格者数と合格率のどちらも4年連続での減少です。

京都大学の合格者数は42人でした。洛星の第1期生88人が卒業したのが1958年であり、京都大学に7人が合格しています。翌59年が16人、60年が13人、61年が39人の合格です。今年の42人はこの61年の39人に次いで同校史上5番目の少なさということになります。

今年の高校別の京大合格数ランキングでは10位となり、1961年以来継続してきたトップ10以内をかろうじて守りました。

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注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

 

洛南高校 ー難関大合格数の推移ー 2018年版

洛南高校の過去15年間の難関大学(7旧帝大、国公立医学部、東工、一橋、神戸)合格者数の推移をグラフ化しました。

今年の洛南は東大合格数は前年並み、京大は4年ぶりに70人台に乗せ、国公医は過去最高の到達です。京大合格数日本一の座は北野高校に譲ったものの、国公医合格数は全国2位となりました。

最難関率は最近15年間の同校の実績の中では最高の37.9%であり、難関大率も3年連続で上昇して50%を超えました。

ところで洛南高校の公式サイトの進路実績は一昨年(2016年度)のままです。有名校ですので他媒体から主要大学の合格実績は情報収集可能ですが、公式サイトの更新もぜひおこなってほしいものです。

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注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

難関10大学+医学部合格数ランキング 2018

公立大医学部医学科(以下、国公医)の合格数を加えた京都府内の高校の難関大学合格数ランキングです。5人以上の合格者があった25校について掲載します。

※表の「③国公医」欄の数字には旧帝大と神戸大の医学科合格数も含んでいます。そのままでは各大学別の合格数と重複するので合計欄にて重複分を控除しています。

※2018/05/06 西舞鶴に国公医1を追加し、順位を修正。園部5名を追加

※2018/06/19 京都女子に神戸大1を追加し、順位を修正。西京に神戸大1を追加

※2018/06/23 同志社に京大1を追加し、順位を修正

※2018/07/17 洛星に阪大2を追加

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 位6校までの顔ぶれと順位は昨年と変わりませんが、今年の結果で増加が目立ったのは洛南です。京大が前年から8人増。国公医は14人増えて95人であり、同校にとって過去最高の合格数です。全国でも東海高校(愛知)に次いで第2位です。

嵯峨野も京大が10人増えて25人と過去最高の合格数です。東大は前年の3人からゼロと後退しましたが阪大、神戸大などは前年並みを維持しています。合計84人も過去最高の実績であり、2015年以降3年連続で増加と上昇傾向にあります。

洛星は京大が42人と低調でした。第1期生が卒業した1958年からの数年間を除けば、今年が最も少ない合格者数です。東大・京大・国公医という最難関大の合格数も82人であり、1985年以降では最少と思われます。難関大合計でも3年連続の減少となっています。

堀川も低調でした。昨年過去最高を記録した東大は8人減、国公医が13人減の一方で、京大は1人増にとどまったため最難関大合計で21人の大幅減となりました。難関大合計も2年連続で減少し、5年ぶりに100人を割り込んでいます。

西京は昨年に続いて京大合格数が30人台となり高水準を維持しましたが前年比では4人減です。東大と国公医も少しずつ減らしています。難関大合計も3年連続で減っており、減少幅は小さいものの下降傾向です。

洛北は東大4名合格が目を引きますが、京大が6人減り、最難関大の合格数で4年ぶりに嵯峨野を下回りました。難関大合計も中高一貫化後の最高であった昨年から11人減となり一昨年以前の水準に戻りました。

京都の高校からの医学部合格数 2018

 

2018年度入試にて、京都府内高校の国公立大学医学部医学科への合格者は24校から200人でした。昨年は26校、201人でしたので微減です。この内、洛南と洛星の2校からは129人ですので京都全体の64.5%を占めます。

※なお掲載の各校合格数はあくまで現時点での判明分です。今後、新たに判明した分については随時更新していきますのでご了承ください。

2018/04/19 桃山の合格数を3→4に修正(愛媛1追加)

2018/04/20 洛南の合格数を94→95に修正(広島1追加)

2018/05/06 園部(高知1)、西舞鶴(福井1)を追加

洛南 合格数95(現役56)

 東京2 京都13 

 大阪11 北海道1 東北1 名古屋1 神戸6 京都府立医科15

 札幌医科1 山形1 千葉1 東京医科歯科1 金沢1 福井3 山梨2 

 信州1 岐阜4 三重1 滋賀医科6 大阪市立4 奈良県立医科8 

 和歌山県立医科1 鳥取1 岡山2 広島4 愛媛1 高知1 大分1

 

洛星 合格数35(現役16)

 京都5 大阪1 京都府立医科9

 岐阜3 三重1 滋賀医科5 奈良県立医科3 和歌山県立医科1

 鳥取1 広島1 山口1 香川1 徳島1 佐賀1 琉球1

 

堀川 合格数10(現役4)

 京都2 名古屋1 京都府立医科1

 滋賀医科1 奈良県立医科2 広島1 香川2

 

京都女子 合格数8(現役3)

 京都府立医科2 千葉1 福井1 滋賀医科2 高知1 長崎1

 

立命館 合格数8(現役2)

 京都府立医科3 信州1 岐阜1 滋賀医科1 奈良県立医科1 高知1

 

東山 合格数6(現役3)

 金沢1 信州1 浜松医科1 滋賀医科1 高知1 佐賀1

 

嵯峨野 合格数5(現役2)

 北海道1 京都府立医科1 富山1 徳島1 高知1

 

同志社 合格数5(現役2)

 滋賀医科3 徳島1 長崎1

 

西京 合格数4(現役2)

 京都2 滋賀医科1 和歌山県立医科1

 

桃山 合格数4(現役2)

 京都府立医科1 滋賀医科1 大阪市立1 愛媛1

 

洛北 合格数4(現役2)

 京都府立医科2 神戸1 富山1

 

京教大附属 合格数2(現役2)

 滋賀医科1 大阪市立1

 

宮津 合格数2(現役2)

 福井1 鳥取1

 

花園 合格数2(現浪不明)

 岐阜1 山口1

 

網野 合格数1(現役0)

 金沢1

 

園部 合格数1(現役1)

 高知1

 

東稜 合格数1(現役0)

 和歌山県立医科1

 

西舞鶴 合格数1(現役0)

 福井1

 

山城 合格数1(現役0)

 徳島1

 

京産大附属 合格数1(現役0)

 滋賀医科1

 

京都文教 合格数1(現浪不明)

 鳥取1

 

京都共栄 合格数1(現浪不明)

 大阪1

 

京都成章 合格数1(現浪不明)

 富山1

 

立命館宇治 合格数1(現浪不明)

 岡山1