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進路資料室

-京都の高校 大学合格実績-

西京・嵯峨野・洛北~難関大学合格数の推移

前回に続いてランキング4位~6位の3校の合格数推移を紹介します。

なお、嵯峨野と洛北の2006年~2008年の医学部合格数については資料不足のため、ゼロとなっている年にも合格者がいる可能性があります。

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洛南・洛星・堀川~難関大学合格数の推移

京都府内の難関大学合格数の上位3校である洛南、洛星、堀川の過去15年間(洛星は16年間)の推移グラフです。

棒グラフは①東大、②京大、③国公立医学部、④地方旧帝大(北大、東北大、名大、阪大、九州大)および一橋、東工大、神戸大の4つに色分けしています。東大理科3類と京大医学部の合格数は③に含んでいません。

最難関率とは卒業生数に対する①~③の合計数の割合を、難関大率は①~④の合計数の割合をあらわします。

 

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2017難関大合格数ランキング

公立大医学部合格数を加えた難関大合格数ランキングです。同数の場合は最難関大(東大・京大・医学部)が多い方を上の順位としています。まだ、公式サイトで今年の進学実績の公開していない学校が多いので最終的な数字は若干変動する可能性がありますが、今春の大学入試結果がほぼ出揃いました。

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京大合格数の変化~公立と私立を比較

1990年代の後半以降、京都では公立高校の進学実績向上のための施策(大学進学に重点を置いた専門学科の設置や公立中高一貫校の開設など)が行われ、難関大学の合格者数が増加してきたと言われています。

そこで、京都大学の合格者数の変化について公立高校と私立高校とに分けてグラフ化してみました(京都教育大附属高は私立に分類しています)。

 

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1974年は公立高128人(48.7%)に対して私立高135人(51.3%)ですから、ほぼ同数です。その後、差はどんどん開いていき、90年代後半から2000年頃には1:9くらいの比率となります。

そのような状況の中、96年に嵯峨野に京都こすもす科、99年堀川に探究科、2003年西京にエンタープライジング科が設置され、2004年には洛北と西京に附属中学が開設され公立中高一貫校となります。「堀川の奇跡」は2002年のことですが、それ以降いわゆる公立御三家(堀川・嵯峨野・西京)を中心に公立高の京大合格者数は増加していきます。

一方、私立高は90年代から2000年代初めまでは洛南と洛星の2校だけで毎年200~250人の京大合格者がいましたが、2005年以降は減少傾向が続いています。2015年には公立高145人(48%)に対して私立高151人(52%)と、1974年と同水準になりました。

私立高の京大合格者数減少の理由の1つは、2000年前後から顕著となった医学部志向の高まりがあるとされています。バブル崩壊や90年代後半の金融不安など長引く経済不況と雇用情勢の変化の中で、文系よりも理系、そして理系の中でも安定性と社会的ステイタスの高い医師資格をという傾向が強まり、従来ならば東大・京大を目指していた層が各地の国公立大学医学部を目指すようになったいうことです。

確かに洛南などは2000年代初頭と比較すると医学部合格者が大幅に増えています。しかし、医学部志向というだけで説明がつくのかどうかは、90年代以前の医学部合格数についてのデータが不足しているため何ともいえません。それについては別の機会に改めて考えたいと思います。

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合格数は各年の「サンデー毎日」掲載の高校別合格数を基に集計しています。ただし、1974年と1980年は合格数が1名の高校は掲載されていないので2名以上の高校のみの集計です。また、2000年以降は国立大学の合格発表で氏名の公表がされなくなったために、特に初年度である2000年の数値は精度が落ちるかもしれません。2010年以降については各高校の案内パンフレットや公式サイトで合格数が確認できるものについては、そちらの数字を優先しています。

あくまで雑誌等を基にした独自の集計ですので参考程度のものとご理解下さい(教育委員会などが作成した公式の統計があるといいのですが)。ただし、それでも大まかな傾向は読み取れると思います。

なお、公立高校は基本的に京都府内在住の生徒が在籍していますが、私立高校には大阪、滋賀などの他府県在住の生徒もいますので、上のグラフは京都府出身者の京大進学数ではないことにご留意下さい。

 

京教大附属高~東大・京大・医学部合格数の推移~

京都教育大学附属高校の今年の大学入試結果が学校公式サイトで公開されましたので、過去15年間の最難関大(東大・京大・国公立医学部)合格者数をグラフにしました。

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京教大附属の生徒数は1学年200人ほどです。10年前の2007年には浪人生も含めてですが学年の約4分の1にあたる51人(25%)が京都大学や国公立大医学部に合格していました。今年は10人(4.9%)ですから10年前の5分の1に減っています。

グラフを一見すると明らかですが、2010年を境にして合格数が大幅に減少し、若干の上下はあるもののその後も減少傾向が続いており、今年がたまたま悪かったという状況ではありません。

2010年は、京都府で初の公立中高一貫校となった洛北と西京の附属中1期生が卒業して大学受験を迎えた年にあたります。この年、洛北・西京ともに京都大学合格数を前年から大きく伸ばして京都ではちょっとした話題になりました。

京教大附属の進学実績が低下した原因については、①進学実績向上のための公立高校改革によって、高校入試においては堀川や嵯峨野、西京といった進学校に公立中の成績優秀層が集まるようになった。②京教大附属中学(京都中と桃山中の2校ある)から附属高に内部進学せずに堀川高などの外部へ出るケースが増えた。③中学入試においても2004年以降は洛北、西京附属中と競合するようになった、ということが以前から指摘されています。

①~③それぞれの要素が絡み合っているのでしょうが、今年の京教大附属高の進路結果については、とりわけ2010年の洛北・西京の大学合格実績の上昇が、それ以降の京都の中学受験を志向する家庭の志望校選択に影響を与えた側面が大きいように思われます。今年3月に高校を卒業した生徒達は2011年に中学受験をした世代であるからです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017 難関10大学合格数(修正版・前年比較つき)

週発売の週刊誌等を参考に難関10大学合格数の一覧を修正しました。また、前年からの増減も表に加えました。

そろそろ各高校の公式サイトで、今年の進学実績の更新が始まりました。順次、それらの情報を集めながら経年推移のグラフ等も作成していきたいと思います。

<更新履歴>

 04/07 京教大附属HPにて進路実績が更新されたので阪大、神戸大、東工大の合格数を修正

 04/13 紫野HPにて進路実績が更新されたのでの阪大、神戸大の合格数を修正

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2017年 京都大学合格者数ランキング

ブログでは京都の高校の進学実績を紹介していますが、全体の中での京都の学校の位置がどのくらいなのかも関心が高いと思われますので、京都大学合格者の高校別ランキングを掲載します。

※合格数が10名未満については京都の高校のみを掲載しています。

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