京都 進路資料室

-京都の高校 大学合格実績-

西京高校 ー難関大合格数の推移ー 2025年版

西京高校の過去15年(2011年~2025年)の難関大合格数の推移です。

注1)地帝一科神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)及び一橋、東京科学、神戸

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一科神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

今年の大学合格実績は東大3人、京大28人、国公立医学科17人、地帝一科神52人でした。昨年と比べると東大-2、京大-22、国公医+6、地帝一科神±0です。過去10年平均(2015~2024年)との比較では東大+1、京大-5、国公医+8、地帝一科神-7となっています。

西京は一昨年、昨年と2年続けて京大合格数を大きく伸ばしてきたため、今年は大幅に実績を落としたように見えます。しかし、東大・京大・国公医の合計48人は同校史上4番目の合格数であり、過去10年平均値も上回っているので今年も高水準の合格者数だったと言えます。

堀川高校 ー難関大合格数の推移ー 2025年版

堀川高校の過去15年間の難関大学合格数の推移をグラフでみてみます。

注1)地帝一科神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)及び一橋、東京科学、神戸

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と東京科学大、神戸大の医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一科神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一科神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

2025年の大学合格実績は東大2人、京大43人、国公立医学科13人、地帝一科神43人でした。昨年と比べると東大-3、京大-5、国公医-7、地帝一科神-6です。過去10年(2015~2024年)の平均との比較では東大-5、京大-7、国公医-2、地帝一科神-3となっており、どれも少しずつですが平均を下回っています。 

堀川高校にとっては、2023年が東大・京大・国公医合計で80人を超えるなどして過去最高レベルの実績でしたが、そこから2年連続して前年実績を下回りました。

洛星高校 ー難関大合格数の推移ー 2025年版

洛星高校の2011年以降、15年間の難関大学合格数の推移のグラフです。

注1)地帝一科神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)及び一橋、東京科学、神戸

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一科神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

 今春の大学合格実績は東大6人、京大31人、国公立医学科36人(京大医は除く)、地帝一科神32人でした。昨年と比べると東大±0、京大-17、国公医+1、地帝一科神-20です。過去10年(2015~2024年)の平均との比較では東大-3、京大-16、国公医±0、地帝一科神-12であり、京大が大きく減少しています。

 グラフを見てもわかるように近年の洛星は合格実績が良い年と悪い年を交互に繰り返しながら全体としては右肩下がりの実績となっています。今年は「悪い年」に当たりますが、とりわけ京大合格数が31というのは学校創立直後の数年間(1950年代末~60年代初頭)を除けば過去最低の合格者数です。

また、東大・京大・国公医の合計が73人は、少なくとも1970年以降では最も少ない合格数です。これにともなって最難関率、難関大率ともに過去10年平均を大きく下回っています。

洛南高校 ー難関大合格数の推移ー 2025年版

洛南高校の過去15年間の難関大学合格数の推移をグラフで見てみます。

注1)地帝一科神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)及び一橋、東京科学、神戸

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と東京科学大、神戸大の医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一科神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一科神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

 洛南高校の2025年春の大学合格実績は東大23人、京大69人、国公立医学科43人(東大理3、京大医は除く)、地帝一科神57人でした。前年からは東大+11、京大-14、国公医-10となっています。過去10年(2015~2024年)の平均と比較すると東大は+6、京大±0、国公医-19ですので、国公医の減少が目立ちます。

 今年の東大・京大・国公医の合計135人は洛南としてはやや少なめです。2018年以前は150人を超えるのが普通でした。もっとも洛南は附属中の定員は拡大する一方で、高校からの外部募集定員を段階的に削減して(2007年度320人→2015年度240人→2022年度144人)、卒業生の総数が減っているため、今年の最難関率33.7%は以前と比べて特別低いものではありません。

高校別 京都大学合格者数2025(確定版)

5月に入り、多くの高校が学校WEBサイトに2025年入試結果を公表していますので、京大合格校ランキングの確定版を作成しました。

ただし、京都の主だった高校では堀川、西京、嵯峨野、洛星がまだ2025年分の実績を掲載していませんので今後、若干の変更が生じる可能性があります。

※堀川、西京、嵯峨野、洛星等各校の進路実績が公表されたので表を差し替えました(2025/06/25)

北野高校が8年連続の1位となりました。107人という合格者数は同校にとって過去3番目の多さです。2位洛南、3位東大寺という順位は昨年と変わりませんが両校とも合格者数を10人以上減らしています。合格数が増えたところでは大阪星光、大阪桐蔭、高槻といった大阪の私立一貫校が目立ちます。

京都の高校では洛南以外にも西京、洛星が合格者を大きく減らしました。堀川、嵯峨野も減っています。洛北は微増、東山が前年から7人増えて初の2桁合格です。京都教育大附属からの合格者は1名(現役0)で、同校の最少記録です。



京都の高校からの医学部合格数 2025

2025入試における、京都府内の高校からの国公立大学医学部医学科合格者数をまとめました。

京都府全体の合格者の合計は191人でした。昨年は207人だったので16人の減少です。洛南が昨年から10人減少して60人合格となっていますが、附属中学が共学となり女子1期生が卒業した2012年以降では最少の合格者数です。

一方、増えたところでは西京の17人と洛北の15人が目立ちます。どちらも学校史上最多の合格者数だと思われます。

 

洛南 合格数60(現役37)

 東京1 京都16 大阪6 名古屋1 神戸2 京都府立医科7

 福島県立医科1 千葉1 福井1 信州1 岐阜1 滋賀医科6

 大阪公立2 奈良県立医科4 和歌山県立医科4

 鳥取1 広島1 徳島1 愛媛1 鹿児島1 琉球1

 

洛星 合格数38(現役20)

 京都2 大阪1 東北2 京都府立医科10

 旭川医科1 東京科学1 金沢1 福井2 山梨1 浜松医科1

 名古屋市立1 滋賀医科9 大阪公立1 鳥取1 岡山1

 香川1 熊本2

 

西京 合格数17(現役10)

 名古屋1 神戸1 京都府立医科4

 富山1 金沢1 福井1 大阪公立2 奈良県立医科1

 和歌山県立医科1 島根1 広島1 香川1 高知1

 

洛北 合格数15(現役9)

 京都1 名古屋1 北海道1 京都府立医科6

 福井1 山梨1 滋賀医科3 広島1

 

堀川 合格数13(現役5)

 京都府立医科4 

 名古屋市立1 三重1 滋賀医科3 奈良県立医科1

 広島1 長崎1 鹿児島1 

 

嵯峨野 合格数8(現役6)

 京都府立医科1 

 富山2 福井2 浜松医科1 鳥取2

 

同志社 合格数8(現役3)

 京都府立医科1 滋賀医科1 福井1 島根1

 徳島1 香川1 高知1 熊本1

 

福知山 合格数6(現役6)

 京都府立医科2

 筑波1 滋賀医科2 島根1

 

東山 合格数6(現役1)

 京都府立医科2

 福井1 滋賀医科1 鳥取1 熊本1

 

立命館 合格数5(現役2)

 福井2 愛媛1 熊本1 鹿児島1

 

京都女子 合格数3(現役2)

 大阪公立1 和歌山県立医科1 鳥取1

 

桃山 合格数3(現浪不明)

 京都府立医科1 奈良県立医科1 徳島1

 

京都聖母 合格数2(現役2)

 京都府立医科1 滋賀医科1

 

南陽 合格数2(現役1)

 京都府立医科1 和歌山県立医科1

 

宮津天橋 合格数2(現浪不明)

 京都府立医科1 島根1

 

大谷 合格数1(現役0)

 愛媛1

 

京都共栄 合格数1(現浪不明)

 大阪公立1

 

福知山成美 合格数1(現浪不明)

 岐阜1

 

山城 合格数1(現役0)

 富山1

 

峰山 合格数1(現役1)

 鳥取1

 

高校別 京都大学合格者数2025(速報版)

3月10日に東大・京大の合格発表がおこなわれました。以前から、教育情報サイトのインターエデュでは各高校から報告があった合格者数を速報で掲載していますし、数年前から大学通信オンラインも当日に速報動画を配信するようになりました。

それらのネット情報による各校の京大合格数は以下の通りです。もちろん、まだ集計途中の学校もあるでしょうから、最終的にはもう少し増えるところもあると思われます。

京都府内の高校は全体として合格数を減らした学校が多かったようです。西京は昨年から大幅に減少しており、洛南、洛星、堀川、嵯峨野も減りました。洛星がこのまま30人にとどまれば開校当初の数年間を除けば過去最少の合格数となります。

一方、増えたところでは東山の10名が目立ちます。2桁合格は同校にとって初だと思われます。ユリーカコースの定員を増やした効果でしょうか。

※西京、福知山、城南菱創、桂の合格者数を修正(2025/03/18)

※北野の合格者数を修正(2025/03/21)

膳所、堀川、東海、長田、洛西の合格者数を修正(2025/03/25)

 ※21位以下は京都府内の高校のみ掲載