京都 進路資料室

-京都の高校 大学合格実績-

西京高校 ー難関大合格数の推移ー 2021年版

西京高校の2007年から2021年までの15年分の難関大合格数の推移です。

今年は京都大学に39人、国公医に12人が合格。どちらも西京にとって過去最多の合格数となります。最難関群の合計も初めて50人を超えています。府内公立高校の最難関群の合格実績では、堀川が長年トップを独走している状態でしたが、今年は西京があと少しのところまで迫りました。

阪大、神戸大などを含めた難関国立大の合格合計でも西京が109人、堀川が103人と、一昨年に続いて西京が堀川を上回りました。

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注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

 

堀川高校 ー難関大合格数の推移ー 2021年版

堀川高校の2007年以降15年間の難関国立大学合格数の推移をグラフで表しました。

前年との比較では東大と国公医が1人増でしたが、京大が7人減のため、最難関群の合格数は5人減りました。阪大や神戸大といった難関大合格数も前年から14人減でした。このため、難関国立大の合格数合計では西京を下回りました。

国公医に16人が現役合格するなど、全体として現役生の実績は例年よりも高いくらいですが、既卒生(浪人)の合格数が少なかったようです。

堀川は00年代前半に京都の公立トップ校の地位を確立して以降、毎年の合格実績は安定していますが、最難関群の合格数をグラフで見ると2016年、2017年をピークに直近4年間はやや低迷している印象を受けます。

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注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合



洛星高校 ー難関大合格数の推移ー 2021年版

洛星高校の過去15年の難関大学合格数の推移です。

東大は前年から7名増の11名合格と、過去10年の平均的水準でした。京大は前年と同じ46人合格であり、今年も50人台には届きませんでした。国公医合格数は前年より15人増と大幅に増え、一昨年の水準に戻りました。

全体として今年の実績は、低調だった前年からV字回復を果たした2019年とよく似ています。翌2020年は再び大きく落ち込みましたが来年はどうなるでしょうか。

 

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注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

洛南高校 ー難関大合格数の推移ー 2021年版

洛南高校の難関国立大合格数の推移を過去15年分グラフ化したものです。

前年との比較では東大が10人増加、京大18人増、国公医3人減でした。最難関群(東大・京大・国公医)の合格総数は154人となり、前年から25人増えました。昨年は1990年代以降で最も少ない合格数でしたから、それに比べると平年並みに回復しました。

阪大、神戸大などの難関大学群の合格数は前年から8人減って41人であり、2年連続で90年代以降最少を更新しました。

洛南は2018年から高校入試での外部募集定員を50人ほど減らしていますので卒業生に占める難関大合格者の割合は昨年、一昨年と比較して上昇しました。

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注1)地帝一工神:地方旧帝大(北海道、東北、名古屋、大阪、九州)および一橋大、東工大、神戸大

注2)国公医:国公立大医学部医学科の合格数を表しますが、東大理3と京大医学科の合格数はそれぞれの大学合格数の方にカウントしているので国公医には含んでいません。その他の地方旧帝大と神戸大医学科は国公医に含んでいます。したがって「地帝一工神」には医学科合格数は含んでいません。

注3)最難関率:東大・京大・国公医の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

注4)難関大率:東大・京大・国公医および地帝一工神の合格総数を当該年度の卒業生数で除した割合

難関国立10大学+医学科合格数ランキング2021

関国立大学の合格数ランキングです。最難関群(東大、京大、国公立大医学科)と難関群(東大・京大以外の5旧帝大、一橋大、東工大、神戸大)の合格数の合計で順位付けをおこなっています。まだ、いくつかの学校はホームページで今春の進路実積を公表していませんので今後、若干の変動はあるかもしれません。

例年通り1位は洛南でした。昨年は過去30年でみても最低水準の合格実積でしたので、そこからは持ち直しました。最難関群の合格数154人というのは過去10年ほどの洛南にとって平均的な数字です。ただ、難関群のほうは昨年をさらに下回り39人の合格にとどまっています。

2位の洛星も、同校の歴史の中でも最低水準の合格実績だった昨年からは大きく回復しました。とはいえ今年も最難関群で100名に届かず、まだ近年の低落傾向の延長線上にあります。

3位西京、4位堀川と昨年と順位が逆転しました。西京は京大と国公医で過去最多の合格数となり、最難関群で初めて50人を超えるなど躍進しました。難関群の合格数でも昨年より10人増えています。堀川は最難関群の合格数では依然として西京を上回っているものの、その差が10人にまで縮まりました。

5位の嵯峨野は京大、国公医とも前年より減らしましたが、阪大・神戸大が増加したため難関大合計では前年から3人増となっています。6位洛北は難関大合計では前年から減らしましたが、最難関群の合格数では2年連続で嵯峨野を上回りました。







 

京都の高校からの医学部合格数 2021

都の高校から、国公立大学医学部医学科に今年は22校の198人が合格しました。昨年との比較では22人の増加となりました。

 

洛南 合格数72(現役41)

 東京2 京都12 大阪8 北海道1 神戸3 京都府立医科10

 弘前1 金沢2 福井2 山梨1 岐阜3 名古屋市立1 三重1 

 滋賀医科6 大阪市立3 奈良県立医科5 島根1 岡山2  

 徳島1 香川2 高知2 宮崎3 

 

洛星 合格数46(現役19)

 東京1 京都3 大阪2 東北1 神戸1 京都府立医科12

 札幌医科1 福井2 岐阜3 三重1 滋賀医科8 大阪市立1 

 奈良県立医科4 鳥取1 岡山1 山口1 徳島1 宮崎1

 

堀川 合格数17(現役16)

 神戸1 京都府立医科8 

 岐阜1 三重1 滋賀医科1 香川2 愛媛1 熊本1 鹿児島1 

  

西京 合格数12(現役6)

 大阪1 神戸1 京都府立医科5

 弘前2 岐阜1 三重1 琉球1

  

 京都女子 合格数8(現役5)

 金沢1 福井2 浜松医科1 滋賀医科2 島根1 熊本1

 

洛北 合格数7(現役4)

 北海道1 京都府立医科3

 福井1 滋賀医科1 奈良県立医科1 

  

東山 合格数6(現役3)

 神戸1 金沢1 岐阜1 滋賀医科1 奈良県立医科1 和歌山県立医科1

 

立命館 合格数5(現役3)

 東北1 三重1 滋賀医科1 京都府立医科1 奈良県立医科1

 

京教大附属 合格数3(現役1)

 信州1 奈良県立医科1 山口1

 

嵯峨野 合格数3(現役1)

 福井2 高知1

 

同志社女子 合格数3(現役1)

 京都府立医科1 滋賀医科2

  

南陽 合格数3(現役1)

 京都府立医科1 福井1 山口1

 

京都橘 合格数2(現浪不明)

 神戸1 高知1

 

花園 合格数2(現役0)

 滋賀医科1 高知1

 

福知山成美 合格数2(現浪不明)

 秋田1 島根1

 

大谷 合格数1(現浪不明)

 福井1

  

京都共栄 合格数1(現役1)

 京都府立医科1

  

 京都聖母 合格数1(現浪不明)

 宮崎1 

  

同志社 合格数1(浪人1)

 滋賀医科1

 

福知山 合格数1(現役1)

 浜松医科1

 

峰山 合格数1(現役1)

 鳥取1

 

龍谷大平安 合格数1(現浪不明)

 京都府立医科1

2021年 京都大学合格数ランキング(確定版)

学部の後期合格者を含めた2021年の京大合格校ランキングです。

北野高校が4年連続の1位となりました。昨年からは合格数をやや減らしたものの2位以下を大きく引き離しています。

2位タイに70人合格で洛南が入ったのをはじめ、トップ5の中で私立中高一貫校が4つを占めています。昨年は上位5校中4校が公立高校でしたので、正反対の結果となりました。

洛星は合格数では増減ありませんが順位は4つ上がり、トップ10圏内に復帰しました。堀川は2年連続の減少で41人合格にとどまり、対して西京は学校史上最高の39人合格と躍進し、両校の合格数差は”堀川の奇跡”の2002年以降では最小の2と縮まりました。現役合格数では初めて西京が堀川に並んでいます。洛北は前年と同じでしたが、現役19人合格は中高一貫となってからは最多です。嵯峨野は前年から減らしましたが、4年連続で20人台を維持しました。

 京都府内の高校からの京大合格者数は現時点の集計で277人であり、昨年より5人増加です。直近5年間は280人前後で推移しているので大きな変化はありませんが、2009年~2013年は毎年300人を超えていたので、中長期的には減少傾向です。公立高校の合計は133人(前年から5人減)、国私立高校は144人(前年から10人増)でした。昨年は46年ぶりに公立高校の京大合格数が国私立高校を上回りましたが、今年は元に戻りました。

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