京都 進路資料室

-京都の高校 大学合格実績-

洛星~東大・京大・医学部合格数の推移~

京都を代表する進学校である洛星ですが、今年の大学合格実績では京都大学への合格者が大きく減少しました。

まだ後期(法学部)の合格数は判明していませんし、国公立大医学部の合格数についても全体像はわからないので、洛星の進学実績が極端に落ち込んだのかどうかは現時点では判断できません。

とはいえ、気にはなるので過去15年間の合格数の推移をグラフにしてみました。

※2016年の医学部合格数を修正(2017/04/20)

※2015年の医学部合格数を修正(2017/09/05)

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卒業生数は2004年までは260人前後、2005年以降は220人前後と変わっていますので、卒業生数に対する合格者の割合として「合格率」を折れ線グラフで表現しています。

当然、年によって上下に変動がありますが15年間を全体として見渡すと2010年を境にして、ゆるやかな低下傾向にあることが見て取れます(合格率が50%を切る年が増えている)。

今年の現時点での合格判明数(東大10、京大46)は近年では最低の合格率となった2010年の実績によく似ています。仮に今年の国公立大医学部の合格者数が昨年並み(35人程度)ならば合格率は42%前後です。もちろん、京大が減った分、医学部が大幅に増えて全体としては50%前後を維持している可能性もあります。

今年の数字が揃ったら、このグラフを更新したものを改めてアップしたいと思います。